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飯田線スタンプラリー制覇の旅(3)+同盟【コラボ企画第3弾】 [旅行]

この記事は

飯田線スタンプラリー制覇の旅(2)+同盟【コラボ企画第3弾】

から続く記事の最後の記事となります。

なお、コラボして下さるべるく氏の記事はコチラです。

 

初めて読まれる方へのリンク…

 【コラボ企画第3弾】飯田線スタンプラリー制覇【企画案】

 飯田線スタンプラリー制覇の旅(1)【コラボ企画第3弾】

 飯田線スタンプラリー制覇の旅(2)+同盟【コラボ企画第3弾

 

実は記事後リリースの鎚鋸がUPした際に

記事先発のべるく氏に報告がてら連絡を取るのだが、

その度に、旅を振り返るかのように

2人の中で尻上がりに盛り上がってくる展開を

勝手に電話越しで盛り上がっております(笑)

 

そう言えばこれまで一切説明してませんでしたが、

この旅は青春18きっぷを使用しています。

(卑怯とか言わない)

そのため、何度となく乗り降りしても

財布からお金が出て行かないのが経済的。

リアルにお金を払っていたら、食費を合わせて

2~3万円くらいは行きそうですが。。

 

それでも一日でスタンプを押し切れない

飯田線の長さと本数とのめぐり合わせ。

そこにはいろんな意味で流石と言わざるをえないです。

 

 

前回までのおさらい…

現在「飯島駅」で待機中の鎚鋸べるく氏

食事も適度にとる事が出来、

以北を制覇することに専念する私たちは

ラリー最北の「伊那松島駅」を目指す…。

●獲得スタンプ(【】内はスタンプ絵柄、数字は掲載記事と順番)

 「豊川駅【豊川稲荷】」(1)-1

 「本長篠駅【鳳来寺山】」(1)-2

 「鼎(かなえ)駅【鼎の獅子舞】」(2)-1

 「飯田駅【りんご並木と人形劇】」(2)-2

 「元善光寺駅【元善光寺】」(1)-3

 「市田駅【蘭ミュージアム】」(2)-4

 「伊那大島駅【坂戸橋】」(2)-3

 「飯島【飯島陣屋本陣】」(2)-6

 「駒ヶ根駅【中央アルプス駒ケ岳】」(2)-5

 

今回の旅も終盤へと向かう。

先ほどまで少々滞在していた「飯島駅」

後ろに電車は北へ北へと進んでいく。

べるく氏の記事にあるとおり、

この辺りの路線は単に速さや便利さを追求しているのではなく、

むしろ川の流れや道の動きに沿った作りをしているので

乗車している間は非常に緩やかかつ

その景観を余すところなく楽しめるというのが醍醐味。

次の駅まで行くリアルタイムは確かに長い。

しかし、その景色や電車の動く音に包まれると

知らぬ間に時を忘れて次の駅へ…

とどのつまり、電車の旅とは本来そういうものなんだろう。

その気持ちはこの後に改めて強く感じられるのだが、

まぁ、とりあえず順々に読んでな。

 

「沢渡(さわんど)駅【深妙寺】」

 

いよいよスタンプも10箇所目となる。

先の記事にも出てきた難読駅名!

ここも「さわわたり」と読んでべるく氏に訂正される(笑)

 

ここにも少々の乗り継ぎ時間があったため

周辺散策を試みる2人。

しかし、ここばっかりはどちらかというと

駅前の商店街を抜けると細道の張った迷路地帯が

行く手を阻み、私たちの収穫と言えば、

「伊那西高等学校」があるということと、

個人的に意味なく撮ったこの写真…

 

ちなみにべるく氏の記事「女子高?女子高?」

盛り上がった方は間違いなく私です(笑)

※ 本当に女子高だったみたいですが…

 

この後、電車に乗る際は全て下り(北上)のみとなる。

「伊那北駅【みはらしファーム】」

 

先ほどの駅から10分くらいしか経たない距離に

狭い間隔で駅が密集している。

それに伴いこの辺りは今までの景色と違って

大型郊外型店舗やより栄えた商店街が

目に入ってくるようになる。

そしてこちらの駅では一つ前の駅にも

スタンプがあるので、それをどうするかというところで…

 


(回想【@企画案】)

べるく氏(以下B)「伊那市駅」「伊那北駅」は連続してるけど、

           ここをどう乗り切るかだなぁ…。

            俺行った事がないからわからんぞー」

鉄分120%の友人(以下:鉄)「ここはねぇ、確か商店街の道と

                平行してるから歩いて行けたと思うよ。

                だいたい10分くらいかなぁ?」

鎚鋸(以下T)「電車と並走かぁ。商店街を見ながらってのも。

          現地についてからの楽しみが増えそうだねぇ」

「んじゃ、それも考慮に入れて…(ダイヤグラム作成加速)


 

と、言うのを組み込んだ結果…

 

「伊那市駅」まで歩いて戻ります。

この道を!!!

確かに鉄氏の言っていたとおり、

この2駅は商店街と隣接するように線路が走っていた。

しかし、鎚鋸べるく氏にとってその駅間が

電車内で思いのほか長く感じられたため

本当に10分程で戻ることができるのか??

と言うところだけが心配であった。

 

でも、まぁ、ここでは夕食調達等の時間も含んでか

1時間くらいの自由時間が設けられていたため、

先に「伊那市駅」を確認した後に行ける範囲で

散策をしようと2人で同意をした。

 

 

途中の橋に設置されている石碑。

これを見るとここは江戸時代から

商業発展のために街が栄えていたというのを

伺う事が出来た。

そういった歴史もあるためもあってか、

ここは飯田線の中でも最も駅前の賑やかな

街の1つとして印象強い。

 

こんなところにも電子マネー!

街おこしの一環だろうか?珍しかったのでパシャり☆

ここの地元の人に言ったら笑われるかも知れないが、

それでも私たちの住む地方都市よりも

活気と勢いが段違いにあるような魅力を感じられた。

 

一旦、「伊那市駅」を確認。(まだ行かない)

T「思っていたほどスグだったなぁ」

B「まだ45分近く時間があるぞ」

T「じゃあ、メシでも食いに行こう!」

 

で、決まったところがコチラ…

 

こっちも久しぶりの同盟記事と行っちゃうか!!!

 

(こちらもUPしてない記事多し…)

 

ここで出会ったのが何かの縁。

予備知識ナシで臨む緊張感と

まぁ、この一度しか来ないだろうの気持ちで注文するや…

 

“しなとら新らーめん”というラーメン

意外といいんじゃない???

この手の醤油ラーメンって鎚鋸自身久々だったこともあり、

そのすっきりコク味わいにまんまとしてやられる。

ラーメンこそ出会い。出会いこそラーメン。

再びこの地に来たときはまたお世話になるかも知れぬ。

感謝。

 

「伊那市駅【高遠城址公園】」

城址と言うと燃える歴史好き2人。

先に押していれば散策ルートが変わったかも知れないが、

これはまたの機会になりそうだ。

しかしながら、徒歩でバックして得た2つのスタンプと

沢山の出会いがこの区間をよりく楽しめたひと時であった。

 

「伊那松島駅【萱野高原】」

 

ついにこの北上編最後のスタンプを押すときが来た!

「豊川駅」からおよそ半日かけてついに、

 

北半分を押すことに成功した!!!

 

B「ようやく今日の目標は達成だな」

T「ありがとうな。すっごく楽しめた!」

B「帰りの特急に空席があるか確認してくるわ」

 

ここまでたどり着いたはいいが、

実は時間的にも本数的にも

飯田線で戻ることはもうできないのだ。

従って、ダイヤグラム作成時より、

帰りは中央線の特急しなのを利用して名古屋に向かい、

そこから名鉄国府駅まで帰るというルートを利用することに。

 

T「あれ?」

鉄「あれ?」

T「え~~~~っ!」

B「どした???

   え~~~~っ!!」

鉄「どうしたんだ?こんなところに??」

T&B「どうしたじゃなくて、

       コレだよコレ!!!」

 

何とも運命的な再開である。

仕事で参加できなかった鉄氏

私たちの目標の地に登場するなんて!!!

 

 

実は鉄氏、配線関係の仕事をしており、

たまたまトラブルがあって、たまたまこの駅に来て、

たまたま仕事をしていたというところであった。

通常の勤務時間は過ぎており、

尚且つこの駅には凄く滅多なことでないと来ない、

いや普通こねぇだろと本人が言うくらいの場所

こちらサイドとしても、施行する日にちを

明確に彼に伝えていなかったというのもあり、

全くの偶然と偶然の重なり合いに

3人はただただ驚くばかりだった。

 

鉄「それにしても、よくここまで来たねぇ」

B「コレ(ダイヤグラム)、ガンバって作ったし」

T「にしても、ここで会えるとは、なぁ」

 

元々3人揃って企画したこのスタンプラリー。

今回の終点であるこの地に全員揃って

フィナーレを迎えられたのは

ただの奇跡だけど、きっとどこかでそうしてくれたのだろうと

思うばかりである。

日もだんだんと暗くなりつつあるとき、

これでやっと3人全員が心の底から

この達成感を味わえる時間が訪れたのだ。

 

鉄氏が帰ろうと車に乗る頃、

再び駅にてトラブル発生。。。

帰れない鉄氏を横に手を振りながら改札を

抜けていく鎚鋸べるく氏

最後の最後はドタバタしてたが、

お互いの無事を祈って私たちは

帰路へと向かっていった。

 

飯田線終点、「辰野駅」到着。

ここはもうJR東海ではないため、

駅構内の雰囲気は東日本な感じである。

 

外を見ると真っ暗で、近くに買い物の出来そうな

お店もなさそうだったので、残念ながら

駅構内で待機となった。(まだ愛知に帰れず…)

  

一旦、「塩尻駅」に向かう。

 

ここから特急を使い、中央線から名古屋に向かう。

この日はちょうど花火大会をやっていたようで、

外では花火を見ながら駅周辺を散策することが出来た。

久々に(旅中に一度も登場しなかった)

セブンイレブンを見かけ、何故か嬉しくなったことも(笑)

この周辺には、大河“風林火山”関係の

ゆかりの地らしく、こんなボードも…

今度は早い時間帯に訪れたいものだ。

 

特急しなのにて帰路へ…

ちなみにこの列車は18きっぷ使用不可なので、

またも久々に交通費を払う(購入は「伊那松島駅」)。

 

特急は速くて短時間、改めて非常に便利だと思った。

特にさっきまでの飯田線で乗っていた電車は

揺れが大きいし、動く音も大きいので、

この電車の比較して無音に近い環境は

目的地に着くまでの時間を仮眠したり

リラックスさせるのに最適なものであろう。

 

しかし、周りを見渡そうとすればトンネルの中。

外を出たと思えば山と山の間に作られた人口の道。

 

ここはどこだ?

この辺りには何が有名なんだ??

 

近年の鉄道はロングレールを使い、電車の足回りも

性能向上され、かなり音の少ないものへと進化した。

しかも、連なるトンネル建設によって、名古屋への道が

スムーズに短い時間で往復できるとてもタイムレスな

ものへと移り変わっていった。

 

だけど、旅って、ただ当初の目的地に行くだけが

目的じゃないんだよね。それに今頃気づく2人。

これまでの長い道のりを経て、

途中の過程に出会う景色や文化などに

触れられることも旅の1つだなと改めて思う2人であった。

 

2人にとって、とても長い1日であったが

久々に電車で旅らしい旅を味わうことが出来たことに

非常に満足することができた1日であった。

 

しかし、まだスタンプラリーは終わらない…

次回、飯田線スタンプラリー制覇の旅(完結編)へ 

 

 

これまでの記事…

 【コラボ企画第3弾】飯田線スタンプラリー制覇【企画案】

 飯田線スタンプラリー制覇の旅(1)【コラボ企画第3弾】

 飯田線スタンプラリー制覇の旅(2)+同盟【コラボ企画第3弾】

 飯田線スタンプラリー制覇の旅(3)+同盟【コラボ企画第3弾】

  ⇔ 【コラボ企画第3弾】飯田線スタンプラリー制覇【企画案】

    飯田線スタンプラリー制覇の旅(1)【コラボ企画第3弾】

    飯田線スタンプラリー制覇の旅(2)【コラボ企画第3弾】

    飯田線スタンプラリー制覇の旅(3)【コラボ企画第3弾】

 

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コメント 8

楽しみに待っておりました。
今回も、二人のやりとりを想像して笑ってました。
それにしても、最後にお友達に逢うなんてすごいですね。
場所も場所だし、時間だって少しずれていたら逢わなかったんですもんね、、、運命。

鎚鋸さんの記事を読んでいたら、久々に電車に乗りたくなりました。
子供の頃、生まれて初めて東海道新幹線に乗った時は、
ずっとずっと窓の外の景色を眺めていました。
そして、窓の外に見えた富士山に感動しました。
景色を楽しむって言うのは大事ですね。
by (2007-08-30 00:58) 

yubeshi

やはりラーメンに惹かれてしまうのですが(笑)
い〜なちゃんカードも使って欲しかったなぁ。
by yubeshi (2007-08-30 21:39) 

鎚鋸

>猫バスさま
いつもお世話になっております!
お待たせいたしました!!

電車に乗りたくなりましたという言葉が
何より嬉しい限りです。
景色を楽しみ、出会いを楽しみ、
そして突然の再会を楽しむ…。
特に奇跡って無縁だと思っていたところでの
感動のサプライズがたまらなかったです。
by 鎚鋸 (2007-08-31 02:17) 

鎚鋸

>yubeshiさま
いつもお世話になっております!

はい。ラーメンは文化です(笑)
い〜なちゃんカードはお互いに使ってみたかったものですが
迷った挙句買わずに終わってしまいました。。
残念でしたが、また次の機会に。。
by 鎚鋸 (2007-08-31 02:26) 

チヨロギ

すごーい、鉄様と感動の再会ですね!
地元じゃないところで友人と会うなんて、
赤い糸で結ばれているとしか思えません(笑)
今回も、周到な準備をしていながら、行き当たりばったりの楽しさが感じられる旅ですね。
私も青春18きっぷをここまで使い倒してみたいなぁ。
by チヨロギ (2007-09-02 01:43) 

鎚鋸

>チヨロギさま
いつもお世話になっております!

18きっぷは使い方次第でとてつもない範囲を
低価格で移動できますからね。
これは一例です(笑)
ちなみに学生時代の鎚鋸&べるくは
もっとハードスケジュールだったときもありましたし。。

完結編間近です!!
by 鎚鋸 (2007-09-05 01:02) 

鎚鋸

>響(きょう)さま
いつもお世話になっております!
nice!ありがとうございました!!
by 鎚鋸 (2007-09-11 00:04) 

鎚鋸

>HALさま
いつもお世話になっております!
nice!ありがとうございました!!
by 鎚鋸 (2007-09-11 00:04) 

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